2010年8月3日火曜日

音楽は力だと実感した夜

JAZZ & SHUFFLE & CUBAN-MUSIC NIGHT VOL.5
ニホン デ イチバン ロイク ナ ラッパ
そうだ、ピンカラで行こう!

にお越し頂いた皆さま、ありがとうございました。
20歳から80歳代の方まで老若男女で沸きに沸いた夜でした。

ピンカラさんこと,高居俊裕さんを始めとしたマホガニー・ホール・ストンパーズの皆さん。あの日あの時、間違いなく大阪の天六の片隅にあるスカポンタンという場所が、New Orleansでした。天六シドニーベシェ協会の我が盟友、たこ焼き屋の白木崇峰は、New Yorkのライブハウスに居るのでは無いかと錯覚したそうです。

マホガニーの演奏で年齢も性別も関係なく、踊り、笑い、歌い、音楽は力なんだということを感じた夜でした。

演奏のセットの間にDJを務めた、スカポンタン店主のTAIZOこと、末岡泰三さんのセレクションも素晴らしかったです。New Orleans Styleのジャズを愛し続けてきたお年寄り達が、TAIZOさんのセレクトしたジャマイカン・オールディーズで踊る光景は、黒人音楽を愛する人達の時代と国境を越えた繋がりを感じさせる素晴らしい瞬間でした。惜しむらくは、TAIZOさんを慕う若い世代のDJ達があの場所にいなかったことです。

若手のミュージシャンも良い経験がつめました。
マホガニー・ホール・ストンパーズのドラマーの室さんが所用にて参加出来なかったため、同志社大学の学生である埜下晃平くんがドラマーとして参加してくれました。マホガニー・ホール・ストンパーズのメンバーの皆さん、天六シドニーベシェ協会の盟友である佐藤大輔、そして会場の皆さんが、彼を育てるよい経験をさせてくれたと思います。
ジャムセッションでは、佐藤大輔、大阪大学ビッグバンドのOBの黒川隆雄くん、京都府立大学軽音楽部の鶴賀信高くんが参加してくれました。マホガニー・ホール・ストンパーズのメンバーと一緒に演奏したRoyal Garden Bluesの一部がYouTubeで見る事が出来ます。

新しい愛があった夜でした。
1週間前に入籍したばかりのお客さん夫婦に、マホガニー・ホール・ストンパーズからHold Meの演奏と、お客さん達からの祝福がプレゼントされました。
また、イベントで知り合い、つき合い始めたカップルが2組も出来ました(笑)

イベントに来られたお年寄りの方々に手を握られて、「中村さん、楽しかったです。楽しかったです。またやってください。」と言われた時に、ありがたいなと思う反面、自分がそんなに善い人だったのか悩んだ夜でした。

イベントが終わって、天六シドニーベシェ協会の事務所であるたこ焼き屋マーガレットで一服しながら、Way Out Westという関西のジャズ情報誌のライブスケジュールを見て、「よし!勝った!今晩関西であったジャズのイベントでは1番だ!」と叫んだのは、私らしい〆でした(笑)

皆さんのご協力で本当に素晴らしいイベントだったと、大成功だったと、感謝しております。

ありがとうございました。


当日参加された方で、写真を撮られた方、よろしければこのブログなどでご紹介させてください。天六シドニーベシェ協会へお寄せいただけますと幸甚です。
ten6sbk@gmail.com

また、mixiをされておられる方は、マホガニー・ホール・ストンパーズのコミュニティのフォトアルバムにてご紹介いただけますと幸甚です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52948379&comm_id=5017513



当日の演奏の一部のご紹介:

ライブの最後に演奏した曲.
When The Saints Go Marching In.(聖者の行進)




ジャムセッションの最後に演奏した曲.
Royal Garden Blues.




(文責:天六シドニーベシェ協会 中村 亘)